屋根には、雨露の侵入を防ぐための防水性能と、長期間にわたりその性能や形状を保持していくための耐風性、耐震性、耐候性といった耐久性能が必要です。
また、内部空間の居住性に関わる断熱性や遮音性といった性能、都市環境では特に防火性能なども重要となります。
さらにここ数年では、太陽光利用やヒートアイランド対策など多機能・高性能化が期待されています。
また、建物の外観を美しく見せるなど、景観にも大きな影響を与えるものです。
屋根面そのものに遮断と断熱効果を持たせるのが、「FP遮断パネル」です。2層の通気層を持つアルミ遮断シートとウレタン断熱パネルを組み合わせ、その複合効果で屋根の蓄熱を大幅にカットする構造となっています。
これにより、従来はデットスペースだった小屋裏空間も居住空間としてフルに活用することが可能となり、ロフトや大きな吹き抜け、傾斜天井など、自由で快適な空間設計が可能となりました。
また、狭小な土地や建物の高さが制限される地域でも室内空間にゆとりを持たせ、設計にも広がりを持たせます。
太陽熱の直射にさらされる屋根面は真夏には70℃を超えるまで上昇します。
FP遮断パネルはウレタン断熱材の表面でも約30℃まで温度を下げることが可能です。
■天井裏で断熱する場合
小屋裏を使用しない場合等、天井面で断熱することもあります。
その場合、遮断パネルを水平に使用するか、古紙を再生した吹込用天井断熱材をを天井面に吹き込みます。
小屋裏に空間ができますが、居住空間としては利用できません。
遮断パネルの固定
遮断パネルは垂木(たるき)と一体形成されます。
施工完了
遮断パネルの固定後、野地板(のじいた)、下葺き材(したぶきざい)を張り、その上に屋根材となります。