一般的に壁は、柱、間柱、筋かい、断熱材、外装材、その他面材などで構成されています。
水発泡硬質ウレタンフォームを注入し、一体成形した硬質ウレタン断熱パネル「FPパネル」を柱の間に組み込んでいるのが最大の特徴です。そして、FPパネルには、パネルの内部に筋かいを付けたものや構造用面材を張ったものもあり、断熱材としてだけでなく、地震や台風など外部の力から家を守る構造材としての役割も果たしています。
さらに、外壁側には通気層を設け、外壁の下端より外気に取り入れて、小屋裏や棟換気へ通気させ、外壁内の湿気を外部へ排出します。
これにより、柱など木造部分の腐朽を防止しています。
FP軸組後方は柱と梁で構成された構造体に「FPのパネル」を組み込む、独自の工法です。
一般の工法と比較すると、多くのメリットがあります。

1.硬質ウレタンの断熱性能は繊維系断熱材(グラスウール)の 約2倍

2.耐久性に優れ、性能劣化がほとんど見られない。

3.FPパネル自体が強度を持ち、構造体と一体となって建物の耐久性、耐震性の向上させる。
外壁は外気や直接接するため、耐久性、耐候性がもとめられます。 構造体の傷みの主な原因は壁体内結露ですが、FPパネルは、それ自体で水分を吸収することはほとんどありません。また、外壁との間に設けられた通気層と精度の高い気密施工により、壁体内への湿気の侵入をシャットアウト。構造体をしっかりと守ります。
外壁で最も大切なことは、構造内部に湿気を伝えないこと。通気層の確保、透湿防水処理がきちんと行われているか、現場では見落とせないところです。
一般に住宅用断熱材として利用される素材の中では、硬質ウレタンフォームが最も熱伝導率が低く、断熱材に適した素材といえます。
現場で組み込まれたFPパネルはさらに気密テープによって密閉されます。 パネルと柱・梁との接合部はもちろん、窓などの開口部にも貼られ、徹底した気密対策が図られます。

【継ぎ目】
柱、梁との接合部やパネル接合部はすべて気密テープが貼られます

【床の気密】
床面は配管部分の断熱補強と気密化を図るためにウレタンの吹き込みと気密テープを併用されてます。

【開口部】
窓などの開口部にも丁寧に気密テープが貼られ、一部ウレタンの吹き込みが行われる場合もあります。
床・柱を施工する
軸組工法の場合、構造柱が立ち上がった段階でFPパネルを組み入れる作業を行います。
FP壁パネルを組み込む
FPパネルの精度は高く、現場で組み込みをしてもほとんど隙間はできません。
気密テープで仕上げる
組み込み後に気密テープを張って仕上げます。